口臭の本当の原因と適切な対処法

口臭に要注意!

口臭はうっかりしていて、後からしまったと思うことも結構多いはずです。普段の家族や友人との会話、仕事場での打ち合わせなど、顔と顔の距離が近くなる時がよくあります。自分の口臭がきになったり、他人の口臭が気になったりすると、ちょっと困ったことになります。

 

口臭とはその名称の通り、吐く息などから出されるズバリ「悪臭」です。現代では、口臭は「スメル=臭い・ハラスメント」とされ、問題にもなりつつあります。実際に以前の厚生省・保健福祉動向調査でも「口臭が気になる」と回答した人が多かったとされています。多くの人が口臭を気にしているわけです。

 

さて、口臭の原因についてですが、そのほとんどは「口の中の気体」が原因であるとされています。口の中の嫌気性細菌が、唾液、血液、古くなった細胞、食べカスのタンパク質などを分解し、硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドを生んで口臭になります。

 

厳密には原因によって「生理的な口臭」、「病的な口臭」に分けられます。「生理的な口臭」では、口の中がパサパサ乾く、ストレスを感じている、舌の表面が白い、などの兆候があります。

 

それ以外の、歯茎の腫れ、歯がグラグラ動く、穴の開いた歯がある、歯の詰め物が取れている、などがあると「病的口臭」の可能性があると考えてください。いずれにしても、正しい対策をしなければ、口臭は治まりません。