口臭の本当の原因と適切な対処法

舌の汚れを取って口臭

下の汚れは口臭の元です。舌磨きをして口臭を予防しましょう。問題なのは白い舌の状態です。正常なら舌の色がキレイなピンク色なのですが、白くてまるで苔が生えたようになっているのは問題です。

 

気になっている人も多いかと思いますが、これは「舌苔」と言う、舌の細胞の角質に細菌などが溜まっているのです。この舌苔が口臭の原因になることがあるわけです。

 

絶対に治療をするという必要はありませんが、気になりますから、舌ブラシで磨くようにしましょう。生理的口臭を予防するためというなら、歯磨きやデンタルフロスと「舌みがき」で舌苔の除去をしましょう。舌を清潔に保つわけです。

 

この清掃には、専用の舌ブラシがあるのでこれを使ってください。普通の歯ブラシでみがくと、舌の表面にある突起(舌乳頭)がちぎれて、微量出血することがあります。

 

基本的に口臭の原因菌は、血液中タンパク質が大好物で、そのため微かな出血でもこれが更に口臭の原因になってしまう可能性があります。せっかくのお掃除も逆効果では意味がありません。

 

舌ブラシは鏡を見ながら舌を思いきり前に出した状態で、舌苔がついている箇所を確認してから行いましょう。舌みがきの回数は、朝起床時1回で充分です。それ以上は舌の粘膜を傷つけることがあるので控えましょう。